The Man from U.N.C.L.E.
コードネームU.N.C.L.E. ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2016/03/16
- メディア: Blu-ray
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この前発売したばかりの『コードネームU.N.C.L.E.』が届いたので軽く紹介でも。
『キングスマン』の時にも説明した2015年スパイ映画豊作の一つ、元々1960年代に放映されていたTVドラマ、大まかな設定は同じではあるものの時空列的にはTVドラマよりも前の何故アメリカとソ連がチームを結成する事になったのかというお話なので知らなくても問題ありません。
面白い事にガイ・リッチーと『キングスマン』の監督マシュー・ボーンは昔コンビを組んでいて……その二人が同じ年に同じスパイ映画を公開するとは。
映画『コードネーム U.N.C.L.E』特報【HD】2015年11月14日公開
監督はガイ・リッチー『シャーロック・ホームズ』の監督でもあり、観た方なら分かると思いますが兎に角スタイリッシュ!
PVを観ても分かる通り、どこをとっても非常にオサレな作品となっています。
1960年代とは思えないオサレファッション、舞台もイタリアのオサレな街並み
BGMもオサレなら演出までオサレ。
個人的にヘンリー・カヴィルが好きなので、『マンオブスティール』での真面目なクラークと違って女たらしなナポレオン扮するヘンリーが見る事が出来て嬉しい。
顔は整ってて紳士的なのに肉体は凄く鍛えてありマッチョでもう本当にカッコイイ。
個人的にザ・イギリス俳優のイメージそのもので……彼がどうしてスーパーマン役を射止めるまで無名の俳優時代が長かったのかというくらい演技も素晴らしい俳優さんだと思います。
物語もシリアス過ぎずコメディ過ぎず、程良いバランスだと思います。
激しいアクションが多い訳でもないし、スパイ映画に良くある最先端技術のスパイ道具が出る訳でもない。ですが、数々の場面に散りばめられたオサレスタイリッシュさが最初から最後まで夢中にさせる映画でした。
BDの特典でガイ・リッチー監督の発言で気に入ったものがあったので。
「見たい映画を作りたい。」「考証として正しいかは二の次だ。」
「本物と信じられるならそれは本物なのさ。」「ファンタジーだからね。」
最近何かとドラマやアニメで現実ではありえないとか現実的に考えて無理とかのコメントが目につきますが、超現実モノでもない限り、そういうのは深く考えなくていいんじゃないかなって。
確かに現実の物語で時代考証があまりにも出来ていないのはどうかと思いますが、細かく詮索し過ぎるのも何だかなと。